こんにちは。
りんです。
ディズニー映画ピーター・パンを見ていると、
ふと気になることがあります。
それは、なぜピーターパンは
ネバーランドに残り続けるのか、ということ。
ウェンディたちが現実の世界へ戻る選択をしたあとも、
ピーターは空を飛び、冒険を続けます。
そこには「自由で楽しそう」という印象だけでは語りきれない、
少し切ない理由が隠れているように感じます。



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ネバーランドは「成長しなくていい」場所

ネバーランドは、時間が流れない世界。
子どもは子どものままでいられ、責任も変化も求められません。
ピーターにとってネバーランドは、
- 大人にならなくていい
- 失敗しても責められない
- 誰かに守られる必要も、守る責任もない
そんな安心できる居場所
だったのではないでしょうか。
成長するということは、
自由が増える一方で、
選択や責任も背負うことになります。
ピーターは、
その「重さ」を無意識のうちに避けていたようにも見えます。
大人になること=大切なものを失うこと?

物語の中で描かれる大人たちは、
どこか現実的で、忙しそうで、
夢を忘れている存在として描かれています。
ピーターの目には、大人になることが
- 想像力を失うこと
- 夢を諦めること
- 楽しいことが減っていくこと
のように映っていたのかもしれません。
だからこそ彼は、
「成長しない」という選択をし続けた。
それは逃げというよりも、
夢を守るための選択だったようにも感じられます。
ウェンディが教えてくれた「もうひとつの答え」

ウェンディはネバーランドでの冒険を楽しみながらも、
現実の世界へ戻る道を選びます。
彼女は、大人になることと夢を持つことは両立できると、
物語の中で示してくれる存在です。
一方のピーターは、
その選択を受け入れきれませんでした。
変わってしまう関係、離れていく人。
そうした現実を受け止めることが、
彼にはまだ難しかったのかもしれません。
それでもピーターは「間違っていない」

ピーターがネバーランドにとどまり続ける理由は、
未熟さや弱さだけで片づけられるものではありません。
- 変わらないことを選ぶ勇気
- 今を楽しみ続ける強さ
- 夢を守ろうとする純粋さ
そうした側面も、確かに彼の中にはあります。
大人になった私たちは、
ウェンディの選択に共感しがちですが、
ときにはピーターの生き方に、
少し救われる瞬間もあるのではないでしょうか。
まとめ

ピーターパンがネバーランドにとどまり続けたのは、
大人になることを拒んだからというより、
変わらない自由と夢を
守りたかったからだと考えられます。
成長には責任や別れが伴います。
それを受け止める代わりに、
今のままでいられる場所を選んだ。
その選択は、弱さであると同時に、
純粋さの表れでもあります。
ピーターパンの姿は、
大人になった私たちに
「大切なものを失わずに成長できているか」を
問いかけているように感じられます。
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