こんにちは。
りんです。
不思議の国のアリスでは、
主人公のアリスが突然大きくなったり、
小さくなったりする場面が何度も描かれます。
初めてみたときは、
不思議で少し奇妙なお話という印象を持つ人も
多いかもしれません。
けれど、物語を読み進めるうちに、
この変化は単なるファンタジー表現ではなく、
アリスの心の状態と重なっているようにも感じられます。



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体の大きさが変わることに感じる違和感

アリスは、飲み物や食べ物を口にするたびに、
体の大きさが変わってしまいます。
そのたびに戸惑い、「今の自分はどうなっているの?」と
不安そうに振る舞う姿が描かれます。
この様子は、自分自身の輪郭が
はっきりしない感覚を表しているようにも感じられます。
成長の途中では、
昨日まで当たり前だったことが急にしっくりこなくなったり、
周りからの見られ方が変わって
戸惑ったりすることがあります。
アリスの体の変化は、
そうした心の揺れを、
目に見える形で表したものと考えることもできそうです。
心もまた、落ち着かないまま進んでいく

不思議の国にいるアリスは、
喜びや戸惑いといった感情を、
飾らずそのまま表しています。
答えが分からないまま、
それでも前に進もうとする。
アリスの姿は、
読み手のその時々の立場によって、
違った共感を呼ぶのかもしれません。
少しずつ変わっていくアリス

物語の後半になると、
アリスは以前ほど周囲に振り回されなくなっていきます。
体の大きさがどうであれ、
自分の考えを口にしようとする場面が
増えていくのが印象的です。
何もかも分かったわけではなくても、
「自分はどう感じているのか」を
大切にし始めたようにも見えます。
まとめ

アリスの体や心が変わり続ける姿は、
成長の途中にある不安や迷いと
重なって見えることがあります。
揺れながら進む時間も、
大切な一部なのだと、
この物語はそっと伝えてくれているようです。
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