こんにちは。
りんです。
ディズニー映画『アラジン』には、
観るたびに心にじんわり残る場面がたくさんあります。
わくわくする冒険の中に、
ちょっと切ない気持ちや、
あたたかい想いが重なっていて、
大人になってから改めて観ると、
見え方が変わる瞬間も多い作品です。
今回は、そんな『アラジン』の中から、
特に印象に残りやすい名シーンを、
ひとつずつ振り返ってみます。



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アラジン 名シーンまとめ
物語の始まり「アラビアン・ナイト」
賑やかな市場と人々の暮らしが広がるオープニングシーン。
音楽と映像が一気に物語の世界へと連れていってくれます。
画面いっぱいに広がる街の様子を見ていると、
「これからどんな物語が始まるんだろう」と、
自然と気持ちが高まってきます。
ジーニーの登場シーン
魔法のランプをこすり、
ジーニーが現れる場面は、
思わず笑顔になってしまう楽しいシーン。
テンポよく続く会話や、
くるくる変わる表情に目を奪われますが、
よく見ると、ジーニーの言葉の奥には、
「自由になりたい」という想いがそっとにじんでいます。
ただ楽しいだけではなく、
どこか胸があたたかくなる、
不思議な魅力を感じさせてくれる場面です。
「ホール・ニュー・ワールド」の空の旅
アラジンとジャスミンが魔法の絨毯で夜空を舞う名シーン。
やさしい音楽に包まれながら、
2人が少しずつ心の距離を縮めていく様子が描かれます。
星空の下で話す、
ぎこちないやりとりも微笑ましく、
「誰かと一緒に見る景色は、
こんなふうに変わって見えるんだな」と感じさせてくれます。
大人が観ると、
ロマンチックさだけでなく、
相手と向き合う勇気のようなものも胸に残る場面です。
正体を隠すアラジンの迷い
王子として振る舞いながら、
本当の自分を隠しているアラジン。
夢を叶えたはずなのに、
心はどこか落ち着かない様子が伝わってきます。
「本当の自分を知ってほしい」
「でも、嫌われたらどうしよう」
そんな揺れ動く気持ちは、
きっと多くの人が
どこかで経験したことのある感情なのではないでしょうか。
この迷いが描かれることで、
物語はより身近なものに感じられます。
ジーニーとの約束
アラジンがジーニーを自由にするという約束を果たす場面。
それは、単なる冒険の締めくくりではなく、
2人の間に生まれた友情が形になった瞬間です。
自分の願いだけでなく、
大切な存在の幸せを願うという選択に、
アラジンのやさしさがまっすぐに表れています。
ジャスミンのまっすぐな強さ
ジャスミンは、
守られるだけの存在として描かれていません。
自分の人生は自分で選びたい。
その想いを、
しっかり言葉にして伝える姿が心に残ります。
とくに、
自分の立場に縛られながらも、
あきらめずに立ち向かおうとする場面は、
観る人の背中を
そっと押してくれるような印象があります。
ありのままで向き合うラスト
最後にアラジンが選んだのは、
飾らない自分のままで、
ジャスミンと向き合うこと。
多くを語らなくても、
「そのままでいい」と自然に思わせてくれる、
やさしい余韻の残るラストシーンです。
まとめ

『アラジン』の名シーンには、
夢への憧れや、誰かを想う気持ち、
そして「自分らしくありたい」という想いが、
さりげなく重なっています。
派手な冒険映画でありながら、
観終わったあとには、
心にやわらかな余韻が残るのは、
こうした1つひとつの場面が、
私たちの日常の気持ちと、
どこかでつながっているからなのかもしれません。
もし時間ができたら、
お気に入りの名シーンを思い出しながら、
もう一度『アラジン』を観返してみるのも、
きっと穏やかな時間になるはずです。


