こんにちは。
りんです。
『キングダム』の中でも、
“堅物で近寄りがたいのに、
気づけば愛着が湧いてしまう”──
そんな独特の魅力を放つのが 王賁(おうほん) です。
完璧主義・努力家・生真面目という言葉で片づけられそうで、
実はその裏に、
誰よりも熱くて優しい芯がある。
今回は、
王賁の「ストイックなのに愛される理由」を、
キャラクター性や作中の印象的な言動から
掘り下げます。

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■ 王賁が「ストイック」と言われる理由
努力を表に出さない生き方
王賁は、
小さいころから武将になるために
厳しい鍛錬を積んできたキャラクター。
ですが、どれほど努力していても、
それを誇示したり大げさに語ることはありません。
やって当たり前。
できるまでやる。
そんな価値観が、
王賁という人物の根底にあります。
常に冷静沈着で自制心が強い
戦場でもプライベートでも感情の起伏が激しくない王賁。
淡々と任務を遂行し、
仲間や部下に対しても厳しい態度を崩しません。
その一貫した姿勢が
「ストイック」という印象を強く残すポイントで、
同時に、“この人は裏でどれだけ努力しているんだろう…” と
想像させる魅力でもあります。
父・王翦という巨大な影と向き合う覚悟
王翦という圧倒的な存在を父に持ちながら、
「父の力ではなく、自分の実力で道を切り開く」
という強い覚悟。
この“背負うものの重さ”が、
王賁のストイックさに深みを与えています。
■ それでも王賁が「不器用なのに愛される」理由
本当は仲間思いで優しい
王賁は口数が少なく、
表向きはドライですが、
大切な仲間を守る場面では本当に熱い人物。
- 部下を信じて託す
- 無茶な突撃には理由がある
- 仲間の死を心で深く悼む
彼なりの不器用な優しさが、
読者の心を掴む大きな理由です。
誤解されがちだけど、実は誰より真面目
ストイックなあまり、
「冷たい」「怖い」と誤解されることも多い王賁。
でも実際は、常に誰よりも誠実に戦っているだけ。
- 言い訳しない
- 手を抜かない
- 自分にも他人にも厳しい
そんな生真面目さが、
気づけば「応援したくなるキャラ」へと
変わっていくのだと思います。
少しずつ変化していく姿が魅力
王賁は、
作中でもゆっくりと心を開いたり、
大切な存在を守るために
柔らかさを見せる場面があります。
その“変化の過程”にこそ、
人間らしい魅力が詰まっています。
■ 王賁が活躍する名シーン(ネタバレなし)

ここでは内容をぼかしつつ、
読者が作品を見返したくなるポイントだけをまとめます。
- 圧倒的不利な状況なのに、迷いなく前へ出る場面
- 王翦の影響を乗り越えようと必死に食らいつく姿
- 部下や仲間の力を信じて戦う決断
- 信(しん)との対比が光る熱いバトルシーン
王賁は、派手な言葉を使わない代わりに、
行動で心を動かしてくれるキャラクターです。
■ 王賁の魅力を一言でまとめると…

“不器用な完璧主義。”
でもその奥には、静かで熱い情熱と、
揺るぎない信念があります。
気づけば応援してしまう、
いつの間にか好きになってしまう──
そんな魅力が、王賁というキャラクターを特別な存在にしています。


