こんにちは。
りんです。
大河ドラマを見ていて、
「戦国時代って、どんな流れだったかな」と
思うことはありませんか。
実は、戦国時代は細かい知識がなくても、
流れだけ分かっていれば十分楽しめる時代です。
ここでは、大河ドラマを楽しむための下準備として、
戦国時代の流れをゆっくり整理してみます。



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戦国時代って、どんな時代?

戦国時代は、
15世紀の終わりごろから
16世紀の終わりごろまで続いた時代です。
それまで日本をまとめていた室町幕府の力が弱まり、
各地で「この国をどう守るか」
「誰が治めるのか」をめぐる争いが起こるようになりました。
全国で同時に戦が続いていた、
というよりも、
それぞれの土地で、
それぞれの事情を抱えた人たちが生きていた時代
という印象に近いかもしれません。
戦国時代の前半:それぞれの国があったころ

戦国時代の前半は、
各地に力を持つ大名がいて、
それぞれが自分の国を治めていました。
武田、上杉、北条、毛利など、
大河ドラマでよく耳にする名前も、
この時代に活躍しています。
このころは、
「全国で一番になる」ことよりも、
自分の土地を守り、
暮らしを成り立たせることが何より大切でした。
大河ドラマでも、
家族や家臣との関係、
国を背負う重みが
丁寧に描かれることが多い時代です。


流れが変わり始める:織田信長の時代

戦国時代の空気が少しずつ変わっていくのが、
織田信長の登場です。
信長は、
これまでのやり方にこだわらず、
鉄砲を取り入れたり、
古い仕組みに疑問を投げかけたりしながら、
勢力を広げていきました。
ここから、戦国時代は
「それぞれの国の話」から「日本全体の話」
へと、視点が広がっていきます。
戦国時代の後半:豊臣秀吉がつないだ統一

信長のあとを引き継いだのが、
豊臣秀吉です。
身分の低いところから出世し、
全国をまとめ上げた秀吉の歩みは、
多くの大河ドラマで描かれてきました。
秀吉は戦に勝つだけでなく、
人々が安心して暮らせる仕組みを整えようとしました。
この頃になると、戦国時代は
戦い続ける時代から、終わりを意識する時代
へと移っていきます。
戦国時代の終わりと、その先へ

秀吉の死後、
最後に政権を握ったのが徳川家康です。
関ヶ原の戦いを経て江戸幕府が開かれ、
日本は長い平和の時代へと進みます。
ここで、戦国時代はひとつの区切りを迎えます。
大河ドラマでは、戦いの勝ち負けだけでなく、
その時代をどう生きたのか
という部分が、より深く描かれる場面でもあります。
戦国時代を楽しむための見方

戦国時代が少し難しく感じるときは、
こんな見方もおすすめです。
- 主人公の立場だけを追ってみる
- 「この人は、今どんな時代に生きているのか」を考えてみる
- 人間関係が変わるのは自然なことだと受け止める
すべてを理解しようとしなくても、
物語として楽しむだけで十分です。
まとめ

戦国時代の流れを大まかに整理すると、
- 各地の大名がそれぞれの国を守っていた時代
- 織田信長の登場で、時代の向きが変わる
- 豊臣秀吉が全国統一を進める
- 徳川家康が平和な時代へとつなぐ
という流れになります。
このくらいの理解があれば、
大河ドラマはぐっと見やすくなります。
分からないところがあっても、
それも含めて、少しずつ味わっていけたら十分です。

