こんにちは。
りんです。
壮大な戦の物語として知られる『キングダム』ですが、
心をつかまれるのは
“人間味”あふれるキャラクターたちの言葉や行動。
強いだけではなく、迷い、悩み、
弱さを抱えながら一歩ずつ進んでいく姿に、
見るたび胸が熱くなります。
今回は、キャラの人間味が光る「心が動く瞬間」を、
いくつかのキャラクターに
フォーカスしながら紹介します。

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キャラの人間味に触れる|キングダムの“心が動く瞬間”特集
信|迷っても立ち上がる強さに“人間らしさ”が宿る
誰よりまっすぐな信ですが、
すべてが順風満帆というわけではありません。
仲間の死、理不尽な戦況、自分の未熟さ──
壁にぶつかる瞬間があるからこそ、
立ち上がる姿がぐっと胸に迫ります。
特に、
- 自分の無力さに悔し涙を流す時
- 飛信隊の仲間の言葉に励まされる時
- 王騎将軍の意思を受け継ぐ決意を固める時
こうした“弱さを見せる時間”があるから、
信の強さがよりまぶしく感じられます。
蒙恬|柔らかさと知略のバランスがつくる“優しさ”
エリートでありながら、
自然体で、
誰に対しても柔らかく接する蒙恬。
そのゆるさの裏には、
冷静な分析力と高い士気を保つための気配りがあり、
戦場でも仲間思いな行動が光ります。
王賁|不器用さの裏に隠れた“誠実さ”が胸を打つ
王賁は一見、冷たく見える場面もありますが、
実は誰より誠実で真っ直ぐ。
その不器用さゆえに誤解されがちですが、
努力家で、仲間にも
“静かに寄り添う”優しさを持っています。
印象的なのは、
- 認められたいのにうまく言えない葛藤
- 仲間を思っているのに素直に表せない瞬間
- 自分の弱さを直視し、それでも前に進む姿
こうした繊細な一面が垣間見えると、
王賁が一気に“愛されるキャラ”に見えてきます。
羌瘣|強さの奥にある“やわらかい心”
羌瘣は圧倒的な戦闘力と冷静さが印象的ですが、
信や飛信隊と関わる中で、
人としての温かさが表に出てきます。
特に、
- 過去の痛みと向き合う姿
- 仲間を守るときに見せる強い想い
- 静かでやわらかい感情の動き
戦うキャラとしての格好良さと、
人間的な優しさのバランスが、
見ていて心を揺さぶります。
飛信隊の仲間たち|“弱さ”も“強さ”も支え合うからこそ響く
飛信隊は、
ただ強いだけのチームではありません。
一人ひとりが弱さを抱えながら、
仲間と一緒に前へ進もうとする姿こそ、
このチームの魅力です。
まとめ

『キングダム』は迫力ある戦いだけでなく、
キャラの弱さや迷いが
丁寧に描かれているからこそ心に残ります。
強く見える人ほど、
実は悩んでいたり、
仲間に支えられていたり──
そんな人間らしさがあるから、
どの場面もより深く響いてくるのだと思います。
読み返す時期や気分によって、
心に刺さる瞬間が変わるのも、
この作品ならではの魅力ですね。

