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子どもにも大人にも届く|映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021レビュー

ドラえもん
この記事は約4分で読めます。

こんにちは。

りんです。

 

『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』は、

1985年公開の名作をもとに、

現代の感性で描き直されたリメイク作品です。

 

「誰かを思う気持ち」や

「選ぶ勇気」に焦点を当てた、

やさしさの残るドラえもん映画だと感じます。

 

 

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小さな出会いから始まる冒険

物語は、のび太たちが小さな宇宙人・パピと

出会うところから始まります。

 

パピは、自分の星が独裁的な支配に苦しんでいること、

そして助けを求めて地球へ来たことを打ち明けます。

 

突然の出来事に戸惑いながらも、

のび太たちはパピを見捨てることができません。

 

 

小さくなって気づく、立場の違い

物語の途中で、

のび太たちは自分たちも小さな存在になります。

 

いつも通っている場所、

何気なく触れていた物が、

一気に危険な世界へと変わっていく描写は印象的です。

 

小さくなることで初めて感じる恐怖や不安、

声が届かないもどかしさ。

 

この体験を通して、

「力の差」や「弱い立場に置かれること」が、

無理なく物語の中に描かれています。

 

それでも、

仲間と一緒なら前に進める。

 

この映画は、そんな当たり前だけれど大切なことを、

静かに伝えてくれます。

 

のび太の弱さと、やさしさ

のび太は、

決して強い主人公ではありません。

 

怖がりで、失敗も多く、

逃げたくなる場面もたくさんあります。

 

それでもこの作品では、

のび太の「弱さ」がそのまま、

やさしさとして描かれています。

 

迷いながらも、

誰かを守ろうとする気持ち。

 

完璧ではないからこそ、

その行動が心に残ります。

 

リメイク作品ならではの表現

2021年版では、

映像や音楽も大きな見どころのひとつです。

 

宇宙の描写や緊張感のある場面は迫力がありながら、

全体の雰囲気はどこかあたたかく、

ドラえもんらしさがしっかり残されています。

 

エンディングで流れる主題歌も、

物語の余韻をやさしく包み込み、

観終わったあとに静かな気持ちを残してくれます。

 

観終わったあとに残るもの

『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』が

問いかけてくるのは、

難しい正義論ではありません。

 

「自分にできることは何か」

「誰かの声に気づいたとき、どう向き合うか」

 

小さな選択の積み重ねが、

誰かの未来につながっていく。

 

そんな考え方が、

物語全体を通して丁寧に描かれています。

 

まとめ

『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』は、

気持ちの動きを大切にした作品です。

 

子どもには冒険として、

大人には静かなメッセージとして。

 

それぞれの立場で、

違った受け取り方ができる

ドラえもん映画だと感じます。

 

忙しい日々の合間に、

少し立ち止まって観たくなる。

そんな余韻を残してくれる一本です。

 

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